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【SPI対策】出題範囲、形式の違いやおすすめの対策方法まとめ

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※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

今回の記事では適性検査の中でも最も有名なSPIの対策方法について解説していきます。

これを読めば、SPIの種類による出題範囲や形式の違いがわかり、対策が容易になると思います。

適性検査の種類や見分け方について知りたい方は、以下の記事に載っておりますので、こちらをご参照ください。

適性検査(Webテスト/テストセンター)の種類と見分け方【各URLや実施説明画面まとめ】

目次

SPIの種類

まずは、SPIにはどういった種類があるかについて書いていきます。

SPIと一括りにされてはいても、それぞれで出題範囲や形式は大きく異なっているので注意が必要です。

私もこれで痛い目を見ました。それでは見ていきます。

WEBテスティング

1つ目は「WEBテスティング」と呼ばれるものです。これはSPIのWebテスト版です。

最近はコロナの影響でテストセンターが封鎖されたこともあり、こちらの形式が最も多かったです。

テストセンターと混同しやすいですが、これに合った対策をしないと、私のように本番で痛い目を見ます。。

テストセンター

2つ目はよく聞くであろう「テストセンター」です。SPIを専用会場のパソコン上で受けるものです。

商社などでよくみられる形式で、例年はこちらを課す企業の方が多いイメージです。

こちらは、直近の結果を使いまわせるため、1度良い成績を出してしまえば、その後は受ける必要がなくなります。

ペーパーテスト

3つ目は「ペーパーテスト」です。企業に指定された専用会場でマークシートなどに記入する形式です。

これは企業独自の形式もあり、一概には言えませんが、ここでは一般的なペーパーテストの形式について解説していきます。

ただ、こちらは上記2つを対策しておけば問題なく解けると思います。

インハウスCBT

4つ目は「インハウスCBT」です。

名前的にこれまでと異質のもののように感じるかもしれませんが、WEBテスティングとほとんど同じ形式のものを企業内のパソコンで受けるだけですので、対策に大きな違いはありません。

違いはWEBテスティングは自宅受験可能、インハウスCBTは企業まで赴いて受ける、ということのみだと思っていいです。

SPIの各試験の出題範囲

続いて各種類による出題範囲の違いについて見ていきます。

このSPIは、基本的には基礎能力検査(言語・非言語)と性格適性検査の2つに分かれており、場合によっては、英語能力検査や構造的把握力検査がある場合もあります。

ではまず苦手となりやすい非言語の出題範囲の違いから順に見ていきます。

非言語

 WEBテスティングテストセンターペーパーテスト
推論
整数の推測××
図表の読み取り
集合
順列・組み合わせ
確率
損益算
料金の割引
割合・比×
分割払い・仕事算
速さ
代金の精算×
資料の読み取り××
長文読み取り計算××
グラフの領域××
物の流れと比率××
装置と回路××

※出題範囲は☆>◎>〇の順で高く、×は出題されません。

言語

 WEBテスティングテストセンターペーパーテスト
熟語の成り立ち××
文の並び替え×
空欄補充×
長文読解
二語関係×
熟語の意味×
語句の用法×

※出題範囲は☆>◎>〇の順で高く、×は出題されません。

以上のような、言語と非言語が基礎能力検査の基本になりますが、企業によってはオプションとして、英語能力検査や、構造的把握力検査がある場合もあります。

これはWEBテスティングやインハウスCBTには存在しておらず、テストセンターやペーパーテストでのみ見られる形式です。

英語

英語能力検査には「語彙力を問う問題」と「文法力を問う問題」、「読解力を問う問題」の主に3つがあります。その問題形式と解答内容をそれぞれ以下に表でまとめました。

語彙力を問う問題

問題形式       解答内容
単語の問題対応する同意語を答える
 対応する反意語を答える
意味から選ぶ問題単語の意味を表す説明から単語を選ぶ問題

文法力を問う問題

問題形式           解答内容
空欄補充空欄部分に該当する英単語を答える
文法間違い探し英文にある下線部中から文法的に間違っている箇所を選ぶ問題
和文を英訳する問題日本語の文章に対応する英文を答える

3.読解力を問う問題

問題形式解答内容
長文読解長文の内容に該当するものを選択するなど

構造的把握力検査

これはテストセンターでのみ課される場合があります。

こちらの試験では、事象を「構造化」して考える力が必要となります。

問題形式としては「非言語(文章題の構造)」と「言語(文のグループ分け)」の2つの問題形式があります。

SPIの各試験の出題形式や解答時間

続いて、SPIの各試験の出題形式や解答時間などの違いについて見ていきます。

WEBテスティング

解答時間…基礎能力検査(言語・非言語) 35分、性格適性検査 30分

電卓…使用可

非言語…解答を書き込む形式(勘で選択肢を選ぶのは不可)

言語…答えを選択する形式、長文問題のみ書き込む場合あり

こちらは出題形式はほぼ固定されており、誤謬率は測定されません。

よく正答率によって問題の難易度が変わるなどと言われていますが、それはテストセンターの話で、こちらは私自身変わるとは感じていません。

変わるのは言語の長文問題において抜き出しが出るか、その文字数が何文字かといったところですが、こちらもそれまでの結果によって変わってるとは思えませんでした。

問題数や解答時間もほぼ固定されていて、以前のバージョンであるSPI2とほぼ同じだと言われています。

時間と問題数はそれぞれ、言語は約12分で41問程度、非言語は約20分で20問程度です。

どちらも非常に時間が短いように感じますが、対策をしっかりとすれば、どちらも解き切ることができるようになります。

時間によって下のバーの色が変化していくので、どれも緑色の時に解答できるのがベストです。

非言語は特にテストセンターと比較しても難易度が高いです。

テストセンターの場合は選択肢がありますので、答えが合っているのかある程度確信を持てますし、当てずっぽうで選んでも正解できる可能性があるためです。

その点、WEBテスティングの場合は勘がほとんど意味を成しませんので特に対策が重要になります。

テストセンター

解答時間…基礎能力検査(言語・非言語) 35分、性格適性検査 30分

オプションとしてある場合…英語能力検査 20分、構造的把握力検査 20分

電卓…使用不可

非言語…選択肢を選択する形式

言語…選択肢を選択する形式、長文問題のみ書き込む場合あり

英語…選択肢を選択する形式

構造把握…選択肢を選択する形式

テストセンターでは電卓が使えず、会場の方から用意された筆記用具と紙を使って問題を解きます。そのため、筆算などは自分でやる必要があります。

また、もう1つの大きな特徴としては、解答状況によって問題が大きく異なってくる点が挙げられます。そこからどれほどできているのか、判断することもできます。

こちらはWEBテスティングに比べて若干の時間的余裕があるように感じられますので、解けそうであれば、飛ばさずにしっかりと考えて解くのが良いと思います。

何よりも難しいのは計算を自力でやらなければならないところにありますので、しっかりと事前に練習しておく必要性があります。

英語の難易度としては、言語や非言語に比べると簡単、という声が多いですが、それはしっかりと高校卒業レベルの英語力があってこそです。

中には非常に難しい問題もありますので、不安な人は対策本の他にもTOEICなどの本で別途対策をしておいた方が安心です。

これはなぜかというとSPIの対策本にはもうすでにできる人の対策用に、ほんの少ししか問題が載っていないためです。

そのため英語が苦手な人は別途で対策しておくことをおすすめします。

構造的把握力検査は特に対策をせずに臨むという方も多くいます。

テストセンターでのみ扱われるものですし、これを課してくる企業はそれほど多くありませんが、近年はだんだんと増えているといいますので対策はしておいた方が良いと思います。

問題形式としては先ほどの通りですが、対策本をやって実際の問題の感じを掴んでおけば、本番も安心だと思います。

ペーパーテスト

解答時間…非言語 40分30問、言語 30分40問

オプションとしてある場合…英語 30分40問

電卓…使用不可

出題形式…マークシート

こちらは、問題が最初に全て見られる状況となっているため、正答率によって難易度が変わるということなどは一切ありません。

対策としてはテストセンターの対策をしておけば十分だと思います。

残り時間を示すバーなどがなく、時間は自分で管理する必要がありますので、そこだけは注意が必要です。

インハウスCBT

こちらはWEBテスティングと同様の解答時間で、出題形式もほぼ同じです。そのため、WEBテスティングの対策さえやっておけば問題ないです。

SPIのおすすめ対策方法

私がやってきた中で最も効果があったのは、やはり専用の対策本で対策をすることです。

ネットの中にもいくつか問題は転がっていますが、圧倒的に問題量が足りてないと思いますので対策には不十分です。

また、対策本には問題の形式や解き方についてもより詳しく載っていますので、もう思い切って購入してしまうことをおすすめします。

現に私も就職活動を始めたての頃はテストセンター対策のみをしていたため、初めてWEBテスティングをやった際には壊滅的な結果を残してしまいました。

しかしそこから、専用の対策本をやった途端に一気に解けるようになりましたので、少なくともSPI対策にはWEBテスティング用とテストセンター用の2冊を買うことをおすすめします。

では以下に私も実際に使っていたおすすめ本を紹介します。

テストセンター対策本

こちらは就活生の誰もが持っているのではないかというほど有名な青本と呼ばれるものです。

難易度は高めですが、これさえできればまず間違いなくテストセンターは安泰です。

もし内容が難しすぎる、という場合には難易度が優しめのものもありますので、そちらも合わせて紹介します。

WEBテスティング対策本

続いてWEBテスティング対策用の本です。

こちらは範囲が完璧に網羅されていて、WEBテスティング本番に出てくる問題の類似問題ばかりですので、これをやればWEBテスティングは完璧です。

私自身もこれをやったことで言語と非言語のどちらとも解き切れるようになりましたので、非常におすすめです。

構造的把握力検査対策本

こちらは構造的把握力検査の対策をしたいという方におすすめの本になります。過去の形式をやっておくと、本番もスムーズに臨めるようになると思います。

英語対策本

私自身も英語が苦手でしたので、実際にこちらを使っていました。有名な「金フレ」と呼ばれるものです。単語からイディオムまで載っています。

これを完璧にしたことで、テストセンターで満足のいく結果を残すことができましたので、英語力に不安のある方にはおすすめです。

また、これよりも難易度を低くした銀フレというものもありますので、そちらも合わせて紹介させていただきます。

まとめ

今回の記事はこれで以上となります。

面接までにほとんどの企業がこのようなSPIを始めとするWebテストなどを課してきますので、こちらの対策は必須になります。

こんなところで落ちてしまったらもったいないですので必ずやるようにしましょう!この記事を読んだ皆様が全員合格することを願っております。

ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは失礼いたします。

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