チェーンが切れてしまったアクセサリー・ネックレスはどうしたらいいの?【溶接修理(ロー付け)】

ネックレスやブレスレットのチェーンや糸が切れてしまった…!
引っ掛けてしまった際やふとした時にチェーンや糸が切れてしまい、予期せぬ事態にびっくりすると思います。
自分ではなかなか修理のできないもの。ほとんどの場合専門的な修理が必要。
チェーンが切れてしまった時に応急処置でつなげたり、糸が切れてしまった時に自分で結んだりすると、あとでまた同じように切れてしまう事も・・・。
ネックレスの場合はトップ部分が紛失してしまうなんてこともあるので、十分注意しよう。
様々なケースに応じて修理内容が異なる。5つのケースで解説。
ケース①金属チェーン
シンプルにチェーンの途中で切れてしまった場合。




ロー付けと呼ばれる溶接方法で、切れてしまった部分の修復と、伴ってコーティングなどを行う必要がある。
種類によっては痕が残るが、鎖タイプのものなどはほとんど加工痕がわからない状態で修理できることも。




ケース②真珠ネックレス
真珠のネックレスなどに多い、糸が切れてしまった、糸が伸びてしまった場合など。




この場合は部分的な修理ではなく、糸を一度外して再度新しい糸にて通し直す事が多い。
糸は金属と違って消耗しやすい素材なので、使っていて伸びてきてしまうことも。
心配になったら定期的に糸替えをするのも◎。




ケース③ブラックダイヤネックレス
ブラックダイヤのネックレスなどに多いのが、ワイヤーにてつながっていたネックレスが切れてしまうというケース。
粒がダイヤの為、硬い物質が擦れることで意外と切れやすい。




多くの場合、ワイヤーの交換に伴って金具も交換する事が多い。
ワイヤーをつなぎとめる端の部分が破損してしまっている場合や、ワイヤーを替える際に同時に必要となる可能性も。




ケース④チェーンブレスレット
腕に着けている分、ひっかかってしまう事も多いブレスレット。
細いタイプはもちろん、太い作りのブレスレットも意外とあっけなく切れてしまったりもする。




基本的にはネックレスと変わらずにロー付けを行うことで直るケースが多い。
長さが合っていなくてひっかけてしまった際などには、一緒に長さ調節もしてもらうのも良いかもしれない。
ケース⑤テニスブレスレット
一見丈夫そうに見えるテニスブレスレットも、それぞれのパーツをつないでいる部分はもろい事も多い。
とても細かく、可動する部分なのでまず専門家でないと修理は難しい。




複雑な作りになっているものは金具などを修復してからのロー付けとなる可能性もある。
切れてしまった部分が修復不可能な場合はそのまま溶接を行うため、動きが悪くなる場合もあるが仕方ない・・・。
他にも様々なケースがあるが・・・
これ以外にも様々な修理が必要となるケースがあるが、複雑なものとなるとより専門的な場所での修理が必要となる。
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