毎年悩む人事考課票。効果的にアピールして、好評価を得たい!
主に事務・営業系の方に参考になるサイトをまとめました。
人事考課とは

人事評価とは、一定期間の社員の業務遂行度や取り組み姿勢、または能力の高さを日常の職務行動を通じて観察し、分析・判定すること。
出典人事評価の基本~人事制度構築と労務管理対策の重本コンサルティングオフィス
人事評価の基本~人事制度構築と労務管理対策の重本コンサルティングオフィス
上記のリンクは、人事評価に関する基本的な事項を体系的にわかりやすくまとめたものです。
人事評価とはどういうものか、評価の際にどのような点に留意しなければならないのかなどが一通り理解していただけると思います。
「なぜここまでがんばった私がC評価で、手抜きしていた同僚がBなのか、納得がいかない」
出典人事考課を上げる「高等な文句」のつけ方 : プレジデント(プレジデント社)
「評価してくれないあの上司の下でもう仕事はしたくない」などと不平をもらしている
あなたは、ちょっと待ってください。愚痴るだけでは、評価は変わりません。
1)評価結果をよくするために最も重要なこと、それは否定的な文句を肯定的な提案に替えるという発想である。
2)上司を納得させるための交渉では、「上司自身がどうすれば自分の価値として、さらに上を説得できるか」を考えることもポイントとなる。
3)評価における交渉を行う際に組織にとって価値あるものは何かを突き詰めていくと、結果として、そのなかで自分はどのような役割を担うべきか、それが今どこまで果たせているのかなど、その存在意義を問い直すことにもつながっていく。
人事考課票の効果的な書き方・サンプル集




基本的な書き方とルール
人事考課シートの文体について。シート内の「今後の計画・目標」と「自己… – Yahoo!知恵袋
上記のリンクは、人事考課シートの文体について。シート内の「今後の計画・目標」と「自己評価」「自己アピール」を記入する際は、常体で書くべきでしょうか。敬体の方がよいのか。 といった基本的なことが学べます。
自己評価の書き方を教えて下さい。介護職をやっているのですが、今年か… – Yahoo!知恵袋
上記のリンクは、自己評価の書き方について。業務の中で成果が上がった点/改善点/スキルアップしたい点/スキルアップのための取組を書くようにしましょう。
自己評価などの書き方。 – その他(ビジネス・キャリア) | 教えて!goo
上記のリンクも自己評価などの書き方について。 業務内容の改善点を書くようにしょう。
事務職の人事考課表今年も人事考課を提出する季節が来て、頭を悩ま… – Yahoo!知恵袋
事務職の人事考課表について。事務職でも数値化するようにしましょう。
具体例
(1)月次
各支店の経理業務が行う処理を簡素化し、負担の軽減をすることにより提出期間を2日短縮、ミスの発生を減らすことができた。また、新たに入社した事務職員に対しての教育の実施など、支店へのサポートもスケジュールを作成し取組することができた。
(2)決算
前回の課題であった、〇〇を日常の処理の中から△△と改善し、書類作成時間の短縮、より精度の高い資料を作成する業務改善ができた。
(3)社内監査/内部統制
経理規定を順守し、支店での不正発生を抑制することを目的に監査を実施した。〇〇店で発生した××という問題について、原因の追及・改善案を通してより厳しく監視していきたい。
(4)棚卸
社員の負担となっている現状ではあるが、外注業者に依頼したり、新たな管理システムを導入するコストを考えると現在の手法での棚卸を継続せざるを得ない。毎回発生する問題については、その都度改善を図っているが、根本的な問題として在庫の圧縮、現在使用しているシステムを使っての効率的な在庫管理は、在庫を持つ各支店に意識させる意外方法はないと考えている。今後は〇〇を××し、支店の負担とならないで短時間で、精度の高い棚卸を検討していきたい。
(5)自己啓発
今後の経営戦略や事業戦略を理解し、財務諸表を分析する力を身につける為に、〇〇検定2級の資格取得のための勉強をしている。
(6)業務内容の改善
月次処理の短縮と残業時間の圧縮を同時に行うためには、負担となっている業務を平準化させる必要があると考えている。経理課メンバーのスキルアップだけでなく、仕事の割り振りを再度見直し、手間や時間がかかっているポイントを業務ローテーションの組み換えにより、業務効率の向上を測りたい。具体的には、〇〇を××とする事により、△△となる。
経理職をサンプルにして、文例を作成してみました。
作成については、日々の業務や取組事項を箇条書きにして、強調したい部分をピックアップして項目ごとに分け、簡潔に事実と結果、今後の取組を書きました。
会社によって、こういった考課意見を書く欄が狭かったり、レポート形式でたくさん書かなくてはいけなかったりすると思うのですが、どの場合も要点を押さえた文章にします。
また、上司や同僚への不満はあると思いますが書いたところで改善されません。こういった考課や面接は、とにかくマイナスの事象もプラスに転換、相手の悪いところは目をつぶる寛容さが必要だと思います。(人事考課を上げる「高等な文句」のつけ方が参考になります。)
そして、これだけ書いても会社の業績が悪かったり、評価方法が相対評価だった場合に、思ったような評価がされず、賞与査定が悪いということもあります。
それについて、次期に奮起できるのか、その程度の会社と思って諦めるのかは自分次第となりますが、私の場合は諦めました。
しかし、チャンスは割とめぐってくるものなのでそれだけは諦めないでおこうと考えています。(たとえば、目の上のたんこぶだった上司が、自己退職してくれるなんてことも現実にありますので。。。)
とりあえず、出さなくてはいけない書類の体裁を整えるつもりで極めて消極的に作成した内容ですが、またサンプルを追加していきたいと考えています。
自己考課の点数のつけ方




実際に考課をしている方に、どのような印象を持つか聞いてみました。
自己考課を高めに点数つける:自己評価が高すぎると、二次考課で点数を下げられる可能性がある。
自己考課を低めに点数をつける:自己評価が低い、自己分析ができているどちらかの印象。しっかり見ている上司であれば二次考課の点数が上がる可能性がある。
自己考課をランダムに点数をつける:自己分析ができている印象、項目により点数のばらつきがあり二次考課でより考えて点数をつけようと考える。