
GmailのIMAP設定って一体何なの??
このような疑問に答えます。
本記事では、GmailのIMAPに関する概要と設定方法について解説します。
GmailのIMAPとは?概要を解説




GmailのIMAPは、GmailのメールをMicrosoftのOutlookなどのメールクライアントにダウンロードする場合に使用します。
つまり、他のメールプラットフォームでGmailのメールをチェックすることができる仕組みがIMAPなのです。
設定方法は非常に簡単です。次章にて解説していきます。
Gmail IMAPの設定方法




ここからはIMAPの設定方法について解説していきます。
PCでGmail の[メール転送と POP/IMAP] ページに移動し、下にスクロールして [IMAP 設定] セクションに移動しましょう。次に[ IMAPを有効にする]をタップします。
リンクをクリックするとページに飛びます。




[IMAPを有効にする] をタップすると、下記の欄に新しいオプションが表示されますが、いずれも変更しないでください。下にスクロールし、変更を保存をクリックしましょう。




メールクライアントからGmailメールにアクセスするには、次の構成を使用します。
受信メール (IMAP) サーバー
- imap.gmail.com
- SSL が必要: はい
- ポート: 993
送信メール (SMTP) サーバー
- smtp.gmail.com
- SSL が必要: はい
- TLS が必要: はい (利用可能な場合)
- 認証が必要: はい
- SSL のポート: 465
- TLS/START TLS のポート: 587
必要事項
- 氏名または表示名
- アカウント名、ユーザー名、またはメールアドレス
- パスワード
使用するメールクライアントによっては、氏名などは必要ありません。
また、メールアカウントで2要素認証が有効になっている場合、メールクライアントにパスワードを入力しても機能しないので注意してください。
その場合、Googleアカウントの設定から [セキュリティ] でアプリケーション固有のパスワードを作成する必要があります。
よくある質問
IMAPとPOPの違いは?
少し専門的な説明になりますが、違いは、メールが保存される場所です。
IMAPにおけるメッセージはローカルのメールクライアントに保存され、メールサーバー (この場合は Gmail) と同期されます。
したがって、Outlookでメッセージを送信すると、Gmailのサーバーにアップロードされ、送信済みフォルダーに保存されます。一方、POPはメールのコピーをローカルのメールクライアントに保存するだけです。
IMAPとSMTPの違いは?
こちらもテクニカルな説明になりますが、IMAPはメール サーバーからメッセージを取得し、保存します。一方、 SMTPは、送信者 (あなた) から別のメールサーバーにメールを送信するためのものです。