Open Seaを使っているけど、ガス代って何?ガス代が高いとかもよく聞くけど。
ちゃんと知ったうえでNFTの取引をしたいな。
こういった悩みに答えます。
今回はOpen Seaでガス代が必要になる取引から、ガス代の節約方法まで徹底解説します。
本記事を読むことで、ガス代に悩まず、NFT取引が出来るようになります。
ガス代とは?
✓ガス代とはイーサリアム(ETH)トークンを利用した取引時にかかる手数料のことです。
OpenSeaはイーサリアム(ETHベース)の取引所のため、OpenSeaでNFTを売買するなど取引する場合、ガス代が発生します。
金額は利用者が自由に設定できますが、ガス代の相場は取引量やETHの値動きによって変動します。ガス代を高く設定するほど取引が優先的に処理されるため、ガス代の高騰はたびたび話題になります。
補足
ガス代の設定に迷った時は、ETH GAS STATIONを確認すると適正価格がわかります。
ガス代が発生する取引・タイミング
NFTを初めて出品する時
OpenSeaでNFTを初めて出品する場合、初期費用としてガス代が必要になります。
2回目以降は無料で作品を出品できます!
NFT作品を売買するとき
OpenSeaではガス代の負担者が、NFTの販売方法によって決まります。下記のとおり。
- Set Price(固定価格):買い手
- Highest Bid(オークション形式):売り手
※OpenSeaではガス代とは別に、取引手数料が2.5%が発生します。
売り手が作品の販売をキャンセルするとき、買い手がオファーを取り消すとき
販売をキャンセルするときはガス代がかかるのに対し、作品そのものを削除するときはガス代がかかりません。
販売を中止したいときは、販売をキャンセルするのではなく、一度作品自体を削除するとお得です。
ガス代を節約する3つの方法
以下のとおり。
- 需要の少ない日を狙って取引をする
- ガスの処理速度を低速で設定する
- プライベートセールを利用する
需要の少ない日を狙って取引をする
ガス代は、その時の 取引量やETHの値動きによって、価格が常に変動しています。つまり、ガス代が安いときに支払うことが現時点でのガス代を安く抑えるベストな方法です。
ガス代がいつ安いかをみるには、EthereumPriceで確認できます。
ガスの処理速度を低速で設定する
OpenSeaでガス代の処理速度を低速に設定することで節約できます。
NFT出品時に価格を入力し「Post your lisiting」を押すと、MetaMaskが起動してガス代が表示されます。
GAS FEEの右上にある「EDIT(編集)」を押すとガス代のカスタマイズが表示され処理速度を変更することができます。
- High
- Medium
- Low
から選択できるので「Low(低速)」を選びましょう。
※取引の承認速度の目安は10分程度です。
プライベートセールを利用する
プライベートセールという方法を利用することで、ガス代が無料でNFTの取引が行えます。プライベートセールとは、特定の相手に向けて、直接作品を販売する手法です。
※販売にあたりアカウントを初期化する必要があり、その際にガス代がかかります。
まとめ:OpenSeaで取引する際にはガス代に注意しましょう
OpenSeaではNFTを取引するたびにガス代がかかります。ガス代は相場によって変化するため、取引のタイミングを考える必要があります。
ガス代を節約する方法として、以下の3つが有効です。
- 需要の少ない日をねらって取引をする
- ガスの処理速度を低速に設定する
- プライベートセールを利用する
ガス代に悩まず、充実したNFTライフを送りましょう!