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CryptoPunks(クリプトパンクス)とは?ただのドット絵が最高額〇〇億円!?【初心者向け】

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※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

CryptoPunks(クリプトパンクス)って知っていますか?

CryptoPunks(クリプトパンクス)は、ドット画像から構成されるNFTアートです。CryptoPunksはイーサリアム最古のNFTプロジェクトの1つで、昨今最も人気のあるNFTシリーズになっています。

この記事では、そもそも「Crypto Punksとはなにか?」について、どこよりも詳しく解説していきます。

気になった方はぜひ参考にしてみてください。

NFTってそもそも何?ってかたはこちらの記事を参照してください

[blogcard url=”https://shuseiblog.com/2021/12/01/nftmeaning/”]

目次

CryptoPunks(クリプトパンクス)とは何か?

CryptoPunks(クリプトパンクス) は2017年、ニューヨークのソフトウェア会社「Larva Labs」によって作られた作品です。

CryptoPunkは24×24,8bitスタイルのピクセルアートで、ランダムに生成されました。CryptoPunkは10,000体しか存在しないため、とても希少です。「いや多いし、希少と言われても…」と思うかもしれないですが、全世界の人口から見れば、10,000体という数字はかなり少ないです。

出所

コレクターは一人で何体も保有することが多く、CryptoPunksの上位5人の保有者は、CryptoPunksの総数の14%を所有しています。ただ現在、全体で約3,000人のCryptoPunksオーナーがいますが、時間が経つにつれて保有者は分散しているようです。

また CryptoPunksを希少たらしめている点として、「在庫が限られている」という点が非常に重要です。 CryptoPunkが10,000体よりも今後増えることはありません。ビットコインが供給が限られているがゆえに、価値が上昇するのと原理は同じです。

そして、 CryptoPunkはそれぞれがランダムに生成され、独自のユニークな外観と特徴を持っています。人間以外にも、猿、ゾンビ、さらにはエイリアンなど、いくつかの珍しいタイプがあります。デザインが全く同じものは存在しません(これも価値が上昇する大きな要因)。

また驚くべきなのが、CryptoPunksがリリースされた当初は、無料で配布されていました。「あの時、クリプトパンクスを無料でもらっていれば…」と思いますよね。

で、 CryptoPunksがどれだけ人気かというと、

2021年8月23日に、クレジットカード大手のVisaが49.50イーサリアム(約1820万円)で購入したことが、大きな話題になりました。最初、ニュースを見たときは目を疑いました。大手企業が参入するってだけでもすごいことですからね。

また日本では有名インフルエンサーの、イケハヤさんやマナブさんも CryptoPunksを購入しています。

今までに購入されたCryptoPunksの平均価格は 22万5,000ドル(約2,565万円)。現在の最低価格は 42万ドル(約4,773万円)です。もはや一般人には手の届くことがない価格です。

また、今年の6月に、世界二大オークションハウス・Sotheby’s(サザビーズ)で競売されたCryptoPunk(#7523)が史上最高値を記録し、13億円で落札されています。
つい最近のニュースでも、2,500ETH(約11億円)で取引されたというものがありました。以下が取引された 左からCryptoPunk(#7523)、CryptoPunk(#4156)。エイリアンや猿のバージョンは数が少ないので、価格が高騰しやすいです。

出典:Sotheby’s
出典:Larva Lab

とにかくCryptoPunksがめちゃめちゃ人気だということをお分かりいただけたでしょうか。

「でもどうしてこんな誰でも作れそうなドット絵が、人気なん?」と思う方もいるでしょう。その点も説明します。

CryptoPunks(クリプトパンクス)が最高額13億円で取引される理由

イーサリアム最古のNFTプロジェクトであるため

CryptoPunkがここまで人気なのは、「最古のプロジェクト」である点が大きいです。

例えば、ビットコインは誕生した当初は画期的な技術でしたが、今ではビットコインよりもスペック・性能の優れた仮想通貨はたくさん登場しています。そういった意味で、ビットコインは仮想通貨の中で「化石のような存在だ」「時代遅れ」と言われることもあります。

かと言ってビットコインがオワコンかと言われるとそうでもなくて、誕生から10年以上たった今でも、ビットコインは仮想通貨の中でナンバーワンの存在であり続けています。今後10年後のことはわかりませんが、「ビットコインが最初に作られた仮想通貨である」という点は、ビットコインの今の地位たらしめている大きな理由でしょう。

話が脱線しましたが、なんでも「オリジナルの」「最初の」ものというのは、評価されやすいということです。

また、CryptoPunkを購入するとき、たんに画像を購入するだけでなく、保有することで「NFTの歴史的な背景を知っている」というメッセージを伝えます。この点はイケハヤさんもこうおっしゃっています。

以上、「イーサリアム最古のNFTプロジェクト」という点がCryptoPunksをNFTの分野で圧倒的な地位たらしめている理由でした。

次にCryptoPunksがアートや芸術分野にどのような影響を与えたのか、2つの観点から説明します。

CryptoPunks(クリプトパンクス)が与えた2つの革命的な影響

アート・芸術分野に革命をもたらした

まず第一に、CryptoPunksはアート・芸術分野に革命をもたらしました。 CryptoPunksは、初めにブロックチェーンの所有権証明技術を利用することにより、取引を仲介するための第三者の存在を排除することを可能にしました。

これによってアーティストは、直接自分のファンや顧客とコミュニケーションをしたり、自分の作品を第三者を介さず販売することができます。 つまり、これまで中抜きされて給料の低かったアーティストも、NFTを使えば新たな収益源となる可能性があるということ。日本のアニメーターとかの、劣悪な労働環境が問題になっていたりしますよね…。NFTを使えば、アーティストが報われる社会が実現可能です。

CryptoPunksはこういったNFTの可能性を広く認知させるのに大きく貢献しました。CryptoPunksが盛り上がらなければ、NFT全体としてここまでの盛り上がりはなかったかもしれません。

この辺の内容を深堀りしたい方はこちらの記事をどうぞ

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NFTが新しい資産クラスとして位置づけられるようになった

第二に、CryptoPunksの盛り上がりによって、NFTが新しい資産クラスとして位置づけられるようになったことです。

Visaのような大手企業による購入。また米ビットワイズ(Bitwise)が、 CryptoPunksを含む10つの人気NFTの価格を追跡するインデックス・ファンドを立ち上げる、といった事例もでてきました。インデックスファンドとは、一つの個別銘柄に投資するのではなく、複数の銘柄に同時に投資することが可能な金融商品のことをいいます。

また暗号投資会社Osprey Funds社CEOキング氏も、「NFTは投資家にとって、暗号市場と伝統的な株式市場の両方に無関係な、新しいタイプの資産クラスである」と述べています。

資産のポートフォリオの一つとして、NFT(デジタル資産)を所有することがより一般的になるかもしれませんね。

次にCryptoPunksが持つ特性や特徴といった面を深堀りしていきます。

CryptoPunksの持つ特性や特徴

プロパティ(人)による分類

CryptoPunksの価値は、その種類、特性の数、特性の組み合わせ、および主観によって決まります。

まずCryptoPunksには5つのタイプ(エイリアン、ゾンビ、猿、人間男、人間女)があります。

出所

一般的に、より価値があると考えられるタイプは、「エイリアン9体、ゾンビ88体、猿24体」です。 実際に、エイリアンの平均価格は、人間男の平均価格の10倍以上はします。

特性の組み合わせ

CryptoPunksはそれぞれ最大7つの属性を持ちます。以下特性の具体例です。

  • パイロットのヘルメット
  • パーカー
  • ティアラ
  • 首輪
  • 3Dメガネ
  • 溶接ゴーグル

属性に関しては、0(特別な特性を持っていない)または1、6または7(最大7つ)の属性を持つパンクは、より価値があると考えられています。

最もまれな組み合わせである、7つの特性を持つのは1体だけ、0の特性は合計8体しか存在しません。次に6つの特性を持つのは合計11体、1つの特性を持つのは合計333体です。

最も安いタイプのCryptoPunksは通常、2-4の特徴の組み合わせです。

出所

全ての属性のリストはこちらから見れます

最後に購入方法について説明します。

CryptoPunks(クリプトパンクス)の購入方法

アカウントを作成する

CryptoPunks購入の最初のステップとして、国内取引所で口座開設をします。CryptoPunksをはじめとするNFTは原則として日本円で購入することはできないため、まずはイーサリアム(ETH)を入手することが必要です。

次に、メタマスクと呼ばれるウォレットのアカウントを作成します。メタマスクは無料でインストールすることが可能です。

国内取引所で口座を開設する

イーサリアム(ETH)購入のために、国内取引所を使うのがおすすめです。
まだ、口座をお持ちでない人はコインチェックで口座開設するといいでしょう。

MetaMask(メタマスク)ウォレットを作成する

ウォレットとは、仮想通貨を入れておくための「お財布」のようなものです。

メタマスクウォレットが最も簡単に設定、使用することができます。開設方法はこちらの記事を参考にしてください。

[blogcard url=”https://shuseiblog.com/2021/12/10/metamask1/”]

イーサリアム(ETH)を購入

次に、支払いのためのイーサリアム(ETH)を用意します。販売所か取引所でイーサリアムを購入してください。

イーサリアムを入手した後は、アカウントを作成したメタマスクに送金します。

取引所からメタマスクへの送金手順を解説した記事がこちらです

販売所か取引所でイーサリアム(ETH)を購入する

仮想通貨取引所では、販売所、取引所の2つの買い方があります。

「販売所」の方がボタン一つで買うことができるため、初心者には簡単です。一方で、「取引所」は板と呼ばれる画面で取引する必要がありますが、手数料が販売所に比べて安いのが魅力です。慣れてきたら「取引所」での売買にも挑戦してみましょう。

メタマスクへ送金する

イーサリアムを入手した後は、メタマスクに送金します。送金から到着するまでの時間は、通常は10分前後で着金します。

CryptoPunksを選び購入する

メタマスクに無事送金できた後は、CryptoPunksの公式サイトでメタマスクウォレットを接続します。

そして、販売されているNFTアートから好きなものを選び、購入手続きに進みます。

公式サイトでメタマスクのアクセスを許可する

CryptoPunksの公式サイトに行き「MetaMaskへのアクセスを許可する」をクリック。すると自動でメタマスクが立ち上がります。その後パスワードを入力することで、連携が完了します。

「For Sale」から購入したいNFTをクリックする

無事に連携できたら、購入したい作品を探します。

背景の色によってステータスが違うので注意しましょう。

  • 赤色→購入可能
  • 青色→販売していない
  • 紫色入札中

赤色、もしくは紫色の場合にのみ購入することが可能です。

「Buy」をクリックして購入

購入したいNFT作品を見つけたら、「Buy」を選択すると自動でメタマスクが起動し、決済されます。

※この際、ガス代(手数料)がかかるので注意

購入が完了すると、自分のウォレットに購入したNFT作品が表示されます。

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